虫の音が心地よく響く、静かな秋の夜。長崎の石畳を歩く足音も、どこか穏やかに聞こえる季節になりました。
日が落ちて少し肌寒さを感じると、つい熱いお茶やコーヒーに手が伸びがちです。日々、多くの情報や刺激に囲まれて忙しく過ごしているからこそ、夜くらいは静かで穏やかな時間を持ちたいと思うものですよね。
しかし、良かれと思って摂る熱すぎる飲み物は、デリケートになっている胃腸をびっくりさせてしまうこともあります。今夜は、日中のからだの緊張をふっと解きほぐしてくれるような、少しぬるめの「常温」の魔法についてお話ししませんか?
「極端な刺激」を少しだけお休みする
ニュートラルな温度が、からだを内側から安心させる
秋の夜長、冷えを感じると、私たちはつい極端な方法でからだを温めようとしてしまいます。たとえば、熱いお湯にさっと浸かったり、熱々の飲み物を一気に飲み干したり。実は、このような「極端な温度変化」は、季節の変わり目で揺らぎがちな自律神経に、さらなる負担をかけてしまう原因になり得るのです。
皆さんのからだが本当に求めているのは、強い刺激ではなく、フラットに休まる時間です。熱すぎず、冷たすぎない「常温」や「少しぬるめ」の温度は、からだにとって一番負担が少なく、ニュートラルな状態を保ってくれます。胃腸に優しく働きかけ、内臓を驚かせることなく、内側からじんわりとした安心感をもたらしてくれるのです。
無理に外から強い熱を加えるのではなく、「極端な刺激を少しだけお休みする」こと。それだけで、からだは過緊張から解放され、本来持っている健やかさを自然と取り戻す準備を始めますよ。
五感で楽しむ、中道(ちゅうどう)の暮らし
秋の夜長を彩る、3つの穏やかな習慣
極端な刺激を避け、中間の心地よさを選ぶ「中道」の考え方は、秋の夜長を心豊かに過ごすための大きなヒントになります。今日からご自宅で簡単に取り入れられる、五感を優しく満たす丁寧な暮らしの工夫を3つご紹介しますね。
• 少し冷ました白湯をゆっくりと味わう
熱湯をすぐに飲むのではなく、カップに注いでから少し時間を置き、フーフーと冷ました白湯をいただきましょう。熱すぎないまろやかな温度が、からだの隅々まで優しく巡り、こわばった筋肉をほぐしてくれます。
• 肌触りの良い天然素材にふんわりと包まれる
寒さを恐れて極端に分厚い服を着込むと、かえってからだが窮屈に感じてしまいます。コットンやリネンなど、ふんわりとした天然素材のブランケットを選んでみてください。柔らかな肌触りが、触覚を通じて心を穏やかに鎮めてくれます。
• 空間の照明をワントーン落としてみる
明るすぎる照明やスマートフォンのブルーライトは、交感神経を刺激してしまいます。夜が更けてきたら、間接照明の柔らかな光に切り替えてみましょう。視覚からの極端な刺激を和らげることで、深い眠りへとスムーズに入ることができます。

私たちが日頃お作りしているCORE KOSOは、発酵食品なので開封後でも未開封でも常温での保管が可能です。また、太陽光によりビタミンなどの成分が分解されてしまう恐れがあるため、直射日光を避けた冷暗所での保管をおすすめしています。
この自然の恵みが極端な環境を避けて静かに息づくように、私たちのからだも、常温で自然のままに過ごす時間が何よりの休息になります。今夜は少しだけスマートフォンを伏せて、丁寧な暮らしのなかで「常温の心地よさ」に身を委ねてみてくださいね。皆さんが、心静かな良い夢を見られますように。