9月も下旬になり、朝晩はすっかり肌寒くなってきましたね。
「最近、なんとなく調子が悪い」「肌の乾燥が気になり始めた」という声をよく耳にする季節です。
実はそのからだの重さや不調、最近急に起きたものではなく、「3ヶ月前」の過ごし方が今、答え合わせのように表面化しているだけかもしれません。私たちのからだには、ある一定のリズムがあります。
今回は、そのリズムを知り、これからやってくる本格的な冬に向けて、からだを根本から立て直すためのヒントをお伝えします。
今のあなたは、3ヶ月前のあなたが作ったもの
からだの細胞が生まれ変わるサイクル
私たちのからだを構成している細胞が生まれ変わるサイクルは、約3ヶ月と言われています。
つまり、9月や10月になって感じるからだの重だるさや乾燥といった不調は、猛暑だった6月や7月に受けたダメージが、ゆっくりと時間をかけて現れたものなのです。
暑さを乗り切るために冷たいものをたくさん飲んだり、冷房の効いた部屋で長く過ごしたり。そうした夏の間の「冷えの蓄積」や胃腸への負担が、3ヶ月経った今、サインとして表に出ている状態と言えます。
「急に調子が悪くなった」と焦る必要はありません。夏の疲れが今になって出てくるのは、からだの仕組みとしてとても自然なことですよ。そう考えると、今の不調にもスッと納得がいきませんか。
ご自身のからだが夏の間、過酷な環境でどれほど頑張ってくれていたかに気づくことができるはずです。
冬の寒さに負けない自分を、今から仕込む
焦らずに「これから」の3ヶ月を整える
過去の過ごし方を振り返って後悔する必要はありません。大切なのは「今からのケアが、3ヶ月後の冬の自分を作る」ということです。
本格的な寒さや乾燥がやってくる12月に向けて、この秋の入り口で胃腸を休ませ、しっかりと良い栄養を届けてあげることが、一番の冬支度になります。
今日から始められる、冬に向けた「からだの土壌づくり」のための3つのステップをご紹介します。
・旬の食材を「まるごと」いただく
野菜や果物は、根から葉まで「一物全体」でいただくことで、自然のエネルギーや栄養を余すことなく取り入れることができます。自然豊かな大地で育った旬の食材を選び、皮ごとスープにするなどして、からだの隅々まで栄養を巡らせましょう。
・毎日の食事で「胃腸を休ませる」日を作る
毎日フル稼働している胃腸を休ませるために、1週間のうち1食だけでも、お粥や温かいスープなど、消化に負担のかからない優しいメニューに置き換えてみてください。胃腸が休まることで、必要な栄養をしっかりと吸収できる健やかな土壌が整います。
・自分のからだと丁寧に向き合う時間を持つ
毎日少しずつ変わるからだの声に耳を澄ませてみましょう。職人が毎日味を確認し、感覚を研ぎ澄ませながら丁寧にものづくりをするように、ご自身のからだの変化を観察し、労わる時間を持つことが、根本からのケアに繋がります。

今の不調は、からだが教えてくれる大切なサインです。
「3ヶ月後の自分への贈り物」を準備するような温かい気持ちで、日々の小さなケアを楽しんでみてくださいね。秋の深まりとともに、少しずつからだの土壌を豊かにしていくことで、厳しい冬の寒さや乾燥にも負けない、健やかなからだが育っていくはずです。
今週も、無理をせず、あなたらしく心地よい毎日をお過ごしください。
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からだの中から少しずつ、冬支度を始めましょう。
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