長崎の街も梅雨明けに向けて、夏の気配が濃くなってきましたね。
今年の梅雨は涼しく過ごしやすい日が続いていましたが、今週に入っていっきに暑さが増してきました。
まだうだるような暑さとまではいかなくとも、エアコンの効いた室内では手足がひんやり冷たい…。皆さんも、そんな「隠れ冷え」を感じていませんか。
これからやってくる本格的な夏に向けて体力をつけようと、スタミナ食を食べたり、冷たいドリンクで喉を潤したりしている方も多いと思います。しかし、それでも「なんだかからだが重い」「疲れが取れない」と感じているなら、それはからだからの小さなSOSかもしれません。
夏バテ予防のつもりが、かえってからだを冷やしている?
働き詰めの胃腸が引き起こす、熱の偏りと巡りの滞り
「夏はしっかり食べてスタミナをつけなくちゃ!」と、無意識のうちに頑張りすぎていませんか?実は、この「スタミナ神話」が、夏の隠れ冷えを引き起こす原因の一つになっていることがあるのです。
私たちの胃腸は、食べ物を消化・吸収するために、毎日たくさんのエネルギーを使っています。特に、お肉や脂っこい食事、冷たい飲み物は、胃腸にとって大きな負担となります。胃腸が疲れ切ってしまうと、本来の働きができなくなり、からだの熱を作る力が弱まってしまいます。また、食べたものを消化するために血液が胃腸に集中することで、手足の先まで血液が十分に巡らなくなってしまうのです。
その結果、からだの中心部には熱がこもっているのに、手足は冷たいという「熱の偏り」が起こります。これが、夏の隠れ冷えの正体の1つです。
さらに、エアコンの効いた涼しい部屋で冷たいものを飲み続けると、内臓は直接冷やされてしまいます。働き詰めのうえに冷やされた胃腸は、まさにクタクタの状態。からだがだるく感じたり、重く感じたりするのは、内臓が悲鳴を上げている証拠かもしれません。

頑張るのをやめて、からだの中を「すっぴん」に
栄養を詰め込む前に、内臓に「夏休み」をあげる過ごし方
では、この隠れ冷えやだるさを手放すためには、どうすればよいのでしょうか。答えはとてもシンプルです。からだに次々と栄養を詰め込むのをやめて、働き続けている内臓に「夏休み」をあげてみてください。
今日からすぐに始められる、胃腸を休めるための3つの習慣をご紹介しますね。
・飲み物を「常温」か「白湯」に変える
氷がたっぷり入った冷たい飲み物は、喉越しは良いですが、内臓を一気に冷やしてしまいます。できるだけ常温のお水や白湯を選び、胃腸を温かく保つようにしましょう。じんわりとからだが温まるのを感じられるはずですよ。
・「腹八分目」と「消化の良さ」を意識する
スタミナ食を無理に食べるのではなく、その日の体調に合わせて、消化に優しいメニューを選んでみてください。お味噌汁や温かいスープ、柔らかく煮たお野菜などがおすすめです。満腹になるまで食べず、腹八分目で抑えることも、胃腸を休める大切なポイントですね。
・時には「一食お休み」して胃腸をリセットする
「お腹が空いていないけれど、時間だから食べる」という習慣を手放してみましょう。食欲がない時は、無理に食べず、消化器官を休ませる時間を意識的に作ってみてください。CORE KOSOに置き換えて、胃腸に負担を掛けにくく健康維持を目指すのもひとつの方法です。
夏だからといって、無理にスタミナをつけようと頑張らなくても大丈夫です。栄養を追い求めるのを少しお休みして、からだの中をすっぴんに戻してみませんか。頑張りすぎている胃腸に優しい休息時間をあげることで、あなた本来の温もりと軽やかさを取り戻せるはずです。
皆さんの心と身体の「芯」が、今日もゆるぎなく、心地よいものでありますように。
胃腸の夏休みのお供に。
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