春を待つ「芯」の養生。暦の節目・冬の土用に胃腸を労わる丁寧な暮らし

春を待つ「芯」の養生。暦の節目・冬の土用に胃腸を労わる丁寧な暮らし

暦の上では、一年で最も寒さが厳しい「大寒」の真っ只中ですが、それと同時に「冬の土用(ふゆのどよう)」の期間でもあります。

土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の直前、約18日間を指す言葉です。
今の時期は、厳しい冬の終わりと、新しい春の芽吹きをつなぐ大切な「季節の節目」にあたります。

 

「冬の土用」は春への架け橋。内なる「芯」を整えて、新しい季節を待つ

土用といえば夏の「丑の日」が有名ですが、東洋の伝統的な考え方では、すべての土用の期間は「土」のエネルギーが強まり、私たちの体の中では特に「胃腸(脾)」が影響を受けやすい時期とされています。

この時期に「なんとなく体が重い」「肌が荒れやすい」と感じるのは、冬の間に蓄えた疲れが、季節の変わり目に表面化しているサインかもしれません。
寒さに耐えるために内側にこもっていたエネルギーが、立春に向けて動き出そうとする過渡期だからこそ、心身のバランスが揺らぎやすくなるのです。

胃腸が疲れていると、栄養を全身に届ける力が弱まり、大切な「芯」が揺らいでしまいます。忙しい毎日の中で、つい後回しにしてしまいがちな自分の内側。
冬の土用という暦の節目をきっかけに、一度立ち止まって、内なる声に耳を傾けてみませんか。
無理に活動を広げるのではなく、次の季節へ向けてエネルギーを「蓄え、整える」時期だと捉えることで、心にも少し余裕が生まれるはずです。


暦に合わせたセルフ養生術。胃腸を労わり、内側から春を呼ぶ習慣

立春という「春の始まり」を軽やかに迎えるために、今からできる簡単な養生法を3つご提案します。
どれも特別なことではなく、日々の暮らしの中で少しだけ意識を変えるだけで取り入れられるものです。

・「質の良い摂取」で胃腸を休める
食べすぎや早食いを避け、一口ずつよく噛んで味わうことを意識しましょう。冷たい飲食物は胃腸の働きを鈍らせるため、白湯や温かい汁物を選び、体の中心から温めることが大切です。また、不足しがちな栄養を補いながらも、内側に負担をかけない「質の良いもの」を少しずつ取り入れる習慣が、心身の「芯」を支えてくれます 。

・睡眠を優先し、細胞を修復する時間を守る
冬の養生において、睡眠は最大の薬です。特に土用の期間は、夜更かしを控えて早めに布団に入りましょう。寝ている間に胃腸の修復が行われ、春に向けて芽吹くためのエネルギーが細胞のすみずみまで行き渡っていきます 。

・「心の胃もたれ」をリセットする
情報の溢れる現代社会では、心も「食べすぎ(情報過多)」の状態になりがちです。一日のうち数分だけでも、スマートフォンを置いて静かに過ごす時間を持ちましょう。長崎の夜を照らすランタンのように、穏やかな光を自分の内側に見つけるような気持ちで、思考を休ませてあげてください。

 


春を待つ蕾(つぼみ)が、土の下でじっくりと準備を重ねるように、今は皆さまにとっても「自分を大切に育む時間」です。

私たちGRACE SELECTは、30年以上にわたり、皆さまの健康と美しさに寄り添ってきました 。私たちが大切にしているのは、「からだの中からすっぴんに」という思想です 。
それは、メイクを落とすように、体の中の余分なものを手放して、本来のあなたらしい輝きを取り戻すこと 。

季節が移り変わるこの繊細な時期、完璧を目指して頑張りすぎる必要はありません。
まずは温かい飲み物で一息ついて、今日一日頑張ったご自身の体を優しく労わってあげてくださいね。
春の訪れとともに、皆さまの心と身体が健やかな「芯」を持って輝き出すことを、心より願っております。

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